賃貸契約時の敷金・礼金など初期費用をクレジットカードなしで分割払いできる「スムーズ」を運営するスムーズ(東京都渋谷区)が、シリーズBのファーストクローズで総額約28.5億円を調達しました。内訳は第三者割当増資が約15.8億円、融資・運転資金枠などデットファイナンスが約12.7億円です。

増資には前澤ファンドがリード投資家として参加し、XTech Ventures、サイバーエージェント・キャピタル、広島ベンチャーキャピル、Valueup Partnersが出資しました。デットはモルガン・スタンレーMUFG証券、北國銀行、静岡銀行、Flex Capital(Fivot)、日本政策金融公庫の5社が参画しています。サービスはLINEで申し込み、最短15秒でAI審査が完了するとし、登録者数は2025年12月時点で43万人。導入する賃貸仲介店舗数は前年同期比3倍の伸びがあったとしています。

同社は、エクイティ資金を導入企業拡大や機能拡充などに充て、デット資金は初期費用の立替原資として活用する方針です。来年にセカンドクローズを予定しており、追加の資金調達も視野に事業拡大を進める見通しです。

source: PR TIMES

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