トラストパーク株式会社(福岡市)のシェアリング・着地型観光DXサービス「車泊(くるまはく)」が、2025年12月9日に発表された「第5回 日本サービス大賞」で優秀賞を受賞しました。全国のサービス提供事業者から集まった768件の応募の中から選ばれ、無人・キャッシュレス・非接触で完結する車中泊システムと、地域にもたらす効果が高く評価されました。
「車泊」は、未利用スペースや夜間など不稼働時間帯の駐車場を有料の車中泊場所としてシェアし、電源付き駐車場をオンライン予約・決済できる仕組みです。公共施設など20団体と連携し、駐車場とトイレ設備の有効活用を進めており、宿泊施設が少ない通過型地域や過疎地域でも滞在を可能にすることで、観光消費を生み出すモデルとされています。
また、公共駐車場に電源を整備することで、平時は観光用、災害時は避難車両の電源確保拠点として活用できる点も「国土強靭化」に資する取り組みとして評価されました。トラストパークは今後、導入地域の拡大や、障害のある家族やペット同伴旅行者など多様な利用ニーズへの対応を進め、全国各地での持続可能な旅のスタイル普及がどこまで進むかが注目されます。
【サービス情報】
車泊(くるまはく)
無人車中泊サービス「RVパークsmart」公式サイト
source: PR TIMES
