自動操舵システムなどを手がけるALLYNAV AG株式会社(本社・北海道)が、埼玉県さいたま市浦和区常盤4丁目に「ALLYNAV AG 関東支店」を開設しました。新拠点は常盤ライトビル201号室・302号室に入り、関東圏の顧客への技術サポートや農業DX(デジタル化)支援を強化します。資本金は300万円で、代表は久保直人氏です。
同社はトラクターや作業機の自動運転を支援する自動操舵システムや農業ロボティクスを展開し、GPS補正技術を使って直進走行や高精度な作業を可能にしています。主な機種としてAF305やAF718、電動クローラTaurus 80E、無人走行に対応するAries 300Nなどをラインアップし、作業精度の向上や人手不足対策を訴求しています。
今回の関東支店開設により、同社は全国対応の技術サポート体制を拡充し、とくに関東エリアの利用者への訪問対応や導入後のアフターサポートを円滑にする考えです。また販売パートナー企業との連携を深め、実証ほ場でのデモや導入相談を通じて、地域ごとの作物や圃場条件に即した自動化提案を進める方針です。
国内では高齢化や担い手不足が進み、作業の省力化・自動化ニーズが一段と高まっています。ALLYNAV AGの関東支店は、こうした環境下で農機の自動運転支援やデータ活用を現場に根付かせられるかが今後の鍵となり、実績の積み上げとともに他地域への拠点展開に発展する可能性もあります。
【拠点情報】
ALLYNAV AG 関東支店
埼玉県さいたま市浦和区常盤4丁目13-12 常盤ライトビル201号室・302号室
source: PR TIMES
