東京都は2026年1月9日、都政現場などでの実証から海外市場展開までを支援する「キングサーモンプロジェクト」第6期の第3弾として、スタートアップ3社を採択し、第6期の採択案件は計6件となりました。

同プロジェクトは、都との協働を起点にプロダクトやサービスを現場で検証し、その成果を海外展開支援につなげる仕組みです。東京都はこれまでの1~5期で計22件を採択してきた実績があり、課題解決型スタートアップの成長加速と、将来のロールモデル創出を狙います。

今回採択されたのは、転倒対策で高齢者のけがリスク低減を目指すMagic Shields、低価格でデザイン性・機能性を備えた住宅提供を通じ住み替えの自由度向上を掲げるセレンディクス、防犯カメラとAI画像解析で空間の安全性向上を目指すアジラの3社です。アジラは行動認識AIを中核に特許26件を取得しているとし、Magic Shieldsの製品例「ころやわマット」は海外10カ国で導入済みとされています。

東京都は今後、協働プロジェクトの具体内容や進捗をWebページに順次掲載する予定です。本事業は「2050東京戦略」の戦略10「世界で活躍するスタートアップを育成」に位置づけられており、都内フィールドでの実証結果が各社の事業拡大にどう結びつくかが焦点となります。

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