リジェネソーム株式会社(東京都港区)は、2025年10月21日付で東京科学大学から「東京科学大学認定ベンチャー」の称号を授与されました。称号番号は第19号で、大学の研究成果を活用し社会的価値を生み出す企業として、同大学の審査を経て認定されたものです。リジェネソームは2024年7月12日設立のスタートアップで、代表取締役は鈴木健吾氏と佐久間善太郎氏が務めています。
同社は、老化抑制や再生医療への応用が期待されるナノ粒子「エクソソーム」を中心に研究開発を進める企業です。2025年5月には本社兼研究所「高輪ロンジェビティーラボ」を開設し、老化状態を解析するアルゴリズムの高度化や、発酵技術と組み合わせた長寿関連プロダクトの開発を推進しています。今後は、臨床データやAI(人工知能)を活用し、新たなヘルスケアソリューションや宇宙医学分野での応用も視野に入れるとしています。
今回の大学認定を受け、東京科学大学との共同研究や人材交流を強化することで、研究成果の社会実装スピードが高まる可能性があります。ただし、医療分野での実用化には、安全性と有効性を確認する臨床試験や規制対応など時間を要するプロセスが残されており、事業化の進捗とともに具体的な成果が問われていく見込みです。
【企業情報】
リジェネソーム株式会社
本社所在地 東京都港区
設立日 2024年7月12日
source: PR TIMES
