2025年10月以降、国内で相次いだランサムウェア公表事案で、基幹業務の停止やデータ窃取が数週間~1カ月超に及ぶ例が目立っています。対策を導入していた企業でも被害が長引く背景と、侵入後の復旧設計の要点を解説する無料ウェビナーが12月24日(水)12:00~13:00、オンライン(Zoom)で実施されます。登壇は一般社団法人ソフトウェア協会副会長の萩原健太氏とアップデータCTO石原勝也氏です。
近年の攻撃は暗号化だけでなく、データ窃取と公開脅迫、二重・三重の恐喝、バックアップ破壊まで含む“ビジネス化”が進行。侵入経路もメール、脆弱性、VPN、クラウド設定不備、アカウント乗っ取りなど多岐にわたり、単一対策では防ぎ切れません。“100%防御は不可能”を前提に、侵入前の抑止と侵入後の封じ込め・復旧を両立させる視点が不可欠です。
10月以降の複数事例では、感染後の手順や復旧プロセスが未設計で、出荷・受注停止やサプライチェーン波及、リークサイト対応の長期化が顕在化。遅延要因は“想定外”ではなく手順未整備で、復旧は“誰が何をどの順で何時間で”を数値で決めることが鍵です。
本ウェビナーは、CSIRT/PSIRT支援の現場知見から、感染後シミュレーション、復旧フロー、重要データの分離、一定時間で業務を戻すBCPなど実装ポイントを提示します。攻撃の巧妙化は続く見通しで、平時の演習と計測、投資の優先順位づけが2026年に向けた差になります。
【イベント情報】
タイトル ランサムウェア感染は防げない!?もしもの時にデータを守り、復旧するランサムウェア対策とは?
日時 2025年12月24日(水)12:00~13:00
形式 オンライン(Zoomウェビナー)
参加費 無料(事前登録制)
登壇者 萩原健太(一般社団法人ソフトウェア協会副会長/アップデータ社外取締役)、石原勝也(アップデータ 取締役CTO)
申込URL https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_175T56-fS_eWz5waniLaxg
source: PR TIMES
