倉庫内の荷物の所在を音と光で知らせるBLEビーコンの新モデル「BLEAD-SL Ver.2」が、2026年1月から販売されます。Bluetooth 5.0に対応し、最大到達距離は約150m、電池寿命は最大1年(設定による)とされています。専用アプリ経由でブザー音量は4段階、音源は6種類から選べるようになり、騒音の大きい現場でも位置確認がしやすくなるとしています。
直径50mm・高さ16.5mm、重さ約28g(CR2477電池込み)の小型筐体に、赤色LEDと感圧ブザーを内蔵し、箱やパレットなどに貼り付けて利用します。iOS 12以降とAndroid 11以降に対応した無料アプリ「BLEAD Buzzer」から任意番号で登録したビーコンを呼び出すと、対象のみが音と光で反応する仕組みです。これにより、倉庫内で「どの棚にあるか分からない」在庫を探す時間の削減が期待されます。
同社は、自社の在庫管理システムなどから直接制御したい企業向けにAPIも提供(要問い合わせ)し、既存システムへの組み込み需要も見込みます。製造は国内EMSメーカーが担い、動作温度0~75℃と、一般的な倉庫環境での利用を想定した仕様となっています。今後は、物流・製造業を中心に導入事例がどこまで広がるか、他社の位置検知ソリューションとの比較が焦点になりそうです。
【商品情報】
BLEAD-SL Ver.2
製品サイト https://blead.net/products/blead-sl
問い合わせメール info@houwa-js.co.jp
source: PR TIMES
