京都市東山区のうなぎ料理専門店「京うな和 本店 神宮道」が、料理提供まで約30分かかる待ち時間を活用し、卓上QRコードから参加できる店内限定オンラインガチャ施策を導入したことが分かりました。ノーコードマーケティングツール「クロワッサン」(株式会社on the bakery提供)を用い、当選者に「次回来店で使えるクーポン」を自動配布する仕組みで、再来店の動機づけを図っています。

各テーブルに設置したQRコードから、来店客は「1日1回まで」のガチャをスマートフォンで利用できます。クーポンの種類や発行上限、当選確率は管理画面で随時変更でき、広告費をかけずにリピーター施策をPDCA運用できる点が特徴です。店舗側は追加のオペレーションをほぼ発生させずに導入しており、待ち時間中のスマホ利用を「お店独自の体験」に変えたことで、会話のきっかけ創出や再来店クーポン提示が継続的に生まれているといいます。

開発元の「クロワッサン」は、オンラインガチャや診断、アンケートをノーコードで作成できるSaaSで、年間約47万円(目安)から利用可能です。京うな和では今後、ガチャの抽選番号とInstagram発表を組み合わせたSNS連動企画や、「うなぎクイズ」を組み合わせた来店体験の拡張も検討しており、店内待ち時間から次回来店、SNSでの接点形成まで一連の顧客導線を構築する狙いがあります。小規模飲食店でも、卓上POPとQRコードのみで始められるデジタル施策として、横展開の動きが広がる可能性があります。

【サービス情報】

ノーコードマーケティングツール「クロワッサン」

オンラインガチャ・診断・アンケートの作成が可能

想定年間費用:約47万円(目安)

公式サイト https://www.lp.croissant.buzz/

source: PR TIMES

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