海外展開に特化したAIエージェント「Specific AI」を開発するSpecific AI(本社:香港)が、エンジェルラウンドで100万米ドル(約1.5億円)を調達しました。資金は「海外進出AIエージェント」の研究開発(R&D)と、グローバルマーケティング体制の強化に充てます。
同社は2024年創業で、多言語・多文化・多市場の環境で情報収集や意思決定を支援するマルチエージェント技術を開発しています。マルチエージェントは、複数のAIが役割分担して業務を進める仕組みです。PoC(概念実証)やベータ版提供を通じ、フォーチュン500企業や上場企業、著名な日系企業で先行導入が進んでいるとしています。
先行導入の用途は、海外市場調査・入札業務(多言語データ収集・分析、入札資料作成の自動化)、クロスボーダーリスク管理(現地規制や地政学リスクの分析)、グローバルサプライチェーン管理(調達プロセスの最適化)などです。
今後は日本・米国市場の開拓を本格化し、2026年の正式ローンチを予定します。2026年第1四半期に次回の資金調達ラウンド開始も見込み、開発と事業拡大を加速させる方針です。
