株式会社レンタルのニッケンは2025年12月15日、高所作業車の周囲に立入禁止エリアを簡単に設けられる「柵っとバリケードミニ」を、竹中工務店とアルモと共同で開発したと発表しました。マグネット固定式のアルミ伸縮ポールで、1本0.4kg、長さは最小324.71mm〜最大474.71mmです。従来はカラーコーンを並べ、車両の移動のたびに盛り替える必要があり、作業量増と効率低下が課題でした。新製品は左右180度スイングと伸縮に対応し、ポールにロープなどを渡して囲えば設置が完了します。設置後も取り付けたまま走行でき、50mmピッチで長さ調整、内寸は300/350/400/450mmの4段階で切替可能です。労働安全衛生規則では運転中の車両系建設機械に接触する恐れがある箇所への立入を禁じており、現場の安全区画づくりの省力化が焦点になります。今後は、移動が多い現場での運用を通じて、作業効率と安全確保の両立がどこまで進むかが注目されます。
source: PR TIMES
