Legal AI株式会社(東京都文京区)は、2026年以降に見込まれる労働基準法の抜本改正に備える企業向けサービス「改正労基法AIチェッカー」の提供を始めました。就業規則案や勤務シフト表などを入力すると、改正後の要件との整合性を条文単位で判定し、抵触の可能性を示します。搭載エンジンは「ジャスティ・アイ」です。労基法は約40年ぶりの大改正になる可能性があるとされ、論点には副業・兼業時の労働時間管理、勤務間インターバル(例:11時間)義務化、14日以上の連続勤務禁止などが挙がります。同社は改正法案に加え、告示・通達・Q&Aパンフレット等の公式資料も学習・構造化し、単純検索ではなく趣旨も踏まえて点検すると説明します。指摘に加え、制度設計の代替案も提示するといい、最終的な法的判断ではなく情報提供と論点整理に位置づけます。今後は国会審議などの動向に合わせ、学習データを更新して改正内容の変化に追随する方針です。【関連情報】
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