ADワークスグループの子会社エー・ディー・ワークスは、鹿児島県鹿児島市で系統用蓄電所の開発用地6,756㎡を取得しました。同社の蓄電所開発は三拠点目で、稼働開始は2026年12月を予定しています。系統用蓄電所は、電力系統(送配電網)に接続して電気をため、JEPX(日本卸電力取引所)などで売買する設備です。政府は第7次エネルギー基本計画で再生可能エネルギー比率を約40%へ引き上げる方針を示しており、出力変動の大きい再エネの調整役として蓄電設備の需要増が見込まれます。同社は出力2MW以下の高圧蓄電所の開発を軸に拠点展開を進め、すでに三重県の第1拠点、熊本県の第2拠点でも稼働に向けた準備を進めています。今後は計画通りの稼働開始と追加用地の確保が焦点になりそうです。

source: PR TIMES

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