モバイルアドテック企業adjoeは、報酬型広告(リワード広告)ソリューション「Playtime」を台湾のLINEと日本のLINEヤフー「LINE WALK」に提供します。台湾では導入後3カ月で、ユーザーに累計430万LINE POINTS以上を配布し、初月に4万件超のゲームダウンロードを記録しました。いつどこで誰が何をしたかで見ると、adjoeが台湾のLINE Taiwanと戦略的提携を結び、LINEのポイント経済圏で「遊びながら稼ぐ」仕組みを展開した形です。
「Playtime」はアプリ内のオファーウォールで新作ゲームを提示し、ユーザーがプレイ進捗に応じて段階的に報酬を得られる設計で、エンゲージメント(継続利用)向上を狙います。日本では2025年11月から「LINE WALK」向けに提供を開始し、健康管理とゲーミフィケーション(ゲーム要素の活用)を組み合わせた体験を支援するとしています。さらに台湾向け歩数系アプリ「LINE散步趣」とも2025年12月から初期パートナーとして連携予定です。
一方で、報酬付与にはユーザー行動の計測が関わるため、プライバシー面の信頼性が焦点になります。adjoeはGDPRなど国際的な基準を遵守し、行動追跡技術によって正確かつ即時の報酬配布を行うと説明しています。今後はLINEとの連携を深め、コンテンツ拡充や個別最適化した報酬体験の導入、他サービスでの活用も協議するとしており、LINEの利用動機づけと広告収益化の両立が進むかが注目されます。

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