株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング(CRTM)は2025年12月1日、AIエージェントがターゲット企業に直接架電して提案まで行う「ファーストコール」の実証運用を始めました。対象は製造業、IT・SaaS、コンサルティングなどのBtoB企業で、営業リソース不足の解消に向け、AIが接点創出を担い人が商談化を担う分業モデルの有効性を検証します。
同社によると営業現場では「リストの枯渇」と追客不足が同時に起きやすく、自動化ツール導入だけではスクリプト設計の難しさや機械的対応による印象悪化、確度の低いアポ増加が課題になり得るといいます。今回の実証では、AIが不在・未接続を含む大量架電を行い「AI活用による営業効率化」を提案し、次の対応はインサイドセールス担当者が引き継ぎます。担当者は売り込みより対話を重視し、BANT(予算・決裁権・ニーズ・時期)の情報を整理したうえで利用企業の営業担当へ商談をトスアップします。さらに対話データを分析し、「断られた理由」や競合状況など定性情報を可視化したレポート提供も行う計画です。今後は受注率向上とリードタイム短縮などの効果を数値で確認し、AIと人の役割最適化を進める方針です。
