ワンダフルフライ(東京都中央区)は2025年12月26日、COBOLを中心としたレガシーシステムのブラックボックス化に対し、AIでソースコードを解析し設計書を自動生成するサービス「ワンダーロボ・リバース」の提供内容を公開しました。設計書作成工数は従来比で1/10以下、コストは約90%削減するとしています。

同サービスは、COBOLのDIVISIONやSECTION/PARAGRAPH構造、PERFORMやEVALUATEなどを機械的に読み取り、処理フローやファイル操作(READ/WRITE等)を抽出します。COPY句で参照されるコピーブックも含めて解析し、DATA DIVISIONのPIC句(データ型定義)からレコード構造を整理、ファイル間関係を推定してデータモデル化します。さらにFILE STATUSやINVALID KEYといったエラーハンドリングも設計情報としてまとめます。成果物は日本の現場で扱いやすいExcel形式の設計書に加え、JSONの構造化データでも納品されます。

同社は、生成した設計書を自社の「AI Freecode Service」と連携させ、現行把握から次世代Webシステム構築までの移行工程短縮につなげる考えです。source: PR TIMES

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