AIやIoTを使い、防犯・省エネ・衛生・人手不足といった課題を「人の手いらず」で解決する最新技術が、2025年12月10〜12日に東京ビッグサイトで開催される「第10回 ジャパンビルド 東京」に集まります。建築・土木・不動産分野の先端技術展で、主催者は3日間で来場者約3万6000人、出展社数約550社を見込んでいます。
会場では、ロボットやアバターが受付・案内・接客を担うサービスや、多言語対応AIロボット「Kebbi Air」による自動案内など、現場の省人化と新しい働き方を支える提案が並びます。ゴミを自動圧縮し、IoTで満杯状況を把握して回収頻度を減らす「見える化」ゴミ箱など、清掃負担の軽減につながる機器も展示されます。
衛生面では、菌を飛ばさない乾燥技術や、タオルを自然乾燥の約3分の2以下の時間で乾かす乾燥システム、水滴や菌を吹き飛ばさず粒子飛散量を約99.7%抑える吸引式ハンドドライヤーなど、感染症対策を意識した設備が紹介されます。エネルギー分野では、押す力で発電し電池・配線が不要な無線スイッチ、オフィス空間をワイヤレス給電ゾーンにし、温湿度データ連携で電気代を最大26%削減する技術が披露されます。
建物全体を一つのスマート空間として、照明・空調・ブラインド・セキュリティを国際標準の技術で一括制御するシステムや、AI×4Kカメラによる顔・車両・動線解析、日本初とされるAIエージェント搭載スマートホーム機器、顔認証とRFIDを組み合わせた物品管理キャビネットなど、防犯と見守りを強化するソリューションも多数登場します。ビルや住宅の省人化・安全性・快適性を同時に高める「スマート革命」が進むことで、建設・不動産業界だけでなく、オフィスや商業施設、医療・福祉分野での導入拡大が見込まれます。
【イベント情報】
第10回 ジャパンビルド 東京 – 建築・土木・不動産の先端技術展 –
会場 東京ビッグサイト
会期 2025年12月10日〜12日
想定来場者数 約36,000人
想定出展社数 約550社
source: PR TIMES
