データガバナンス・フレームワークガイドが12月4日に無料公開されました。DMBOKとDCAMの国際標準に、デジタル庁とIPAの最新ガイドラインを加味し、全5ステップの設計手順と具体例で「自社版」の描き方を示します。対象はデータ活用や生成AI導入を進める企業で、役割設計からKPI設定までを一体で扱います。

背景には、DXの普及で競争軸が「保有」から「統制と価値化」へ移った流れがあります。ガイドは単なる規程集ではなく、誰が・どのデータに・どう責任を持ち、どのプロセスで意思決定するかを共有する設計図と定義。価値・信頼・公正の3観点を明示し、データガバナンスとデータマネジメント/MDMの違いも整理しています。

中堅企業やスタートアップ向けに、スコープの絞り込みや運用可能な標準化のコツも提示。関連資料として、データカタログ「タヅナ」の活用ポイント3点(設計書自動化、背景理解、基盤前活用)や入門資料セット、書籍の案内も含まれます。

今後は、経営層まで及ぶガバナンス責任の明確化や、AI規制・個人情報保護の更新に追随する改訂が鍵です。無料ガイドは標準整備や監査対応の起点として、各社のデータ価値最大化に寄与しそうです。

【資料・サービス情報】

データカタログ「タヅナ」

https://tazna.io/

コーポレートサイト

https://pttrner.co.jp/

source: PR TIMES

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