Infinidat Japan合同会社は2026年1月5日、AI活用が試行から本格運用へ移る一方、AI悪用でサイバー攻撃が巧妙化しているとして、ストレージを含む全社的な防御と復旧力(レジリエンス)の点検が必要だと示しました。Gartner予測として、2026年までに80%超の企業がAI API利用またはAI対応アプリ導入を行う見込みだとしています。
同社カントリーマネージャーの山田秀樹氏は、AI普及で「正確なデータを安全に保管する」重要性が増し、企業の関心がストレージ/データ基盤に向かっていると説明しました。AIの精度を高める手法として、外部データを検索して生成に反映するRAG(検索拡張生成)への注目も挙げています。
一方でAIは、偽画像・偽動画の生成や著作権に配慮しないデータ利用、フィッシングメール作成など攻撃高度化にも使われ得ると指摘。脅威の中心にはランサムウェアを位置づけ、IPAの「情報セキュリティ10大脅威」でも主要リスクとして扱われる点に触れました。対策は単一ツールに依存せず、エッジ、ネットワーク、ストレージを含む包括的戦略が必要で、改ざん耐性のスナップショット自動作成や、攻撃後にクリーンデータを迅速復旧できる体制整備を提起しました。
2025年の取り組みとしては、InfiniBox G4ファミリー強化や、InfiniBox SSA G4 F24モデルの提供を紹介。小型フォームファクターで低消費電力と性能を両立し、InfiniSafeを標準搭載するとしています。2026年も同社は、サイバーストレージレジリエンスを備えた堅牢なIT基盤づくりで顧客の事業継続を支援する方針です。
