SNSマーケティング事業を手がける株式会社無色透明(京都市右京区)は2025年12月12日、食品・飲食ブランド向けクリエイティブ・ラボ「シズル感Labo」を正式に立ち上げました。画像生成AIが普及するなか、あえてAI生成画像を使わない「NOT AI」を掲げ、実写撮影と店舗空間設計を組み合わせてブランドの売上と信頼性向上を図ります。
シズル感Laboは、SNS運用、店頭販促、店舗デザイン、ブランド開発など5領域をモジュール型で提供し、認知から来店、ファン化までを一貫して支援します。同社は縦型動画の運用実績を6年間蓄積しており、保存数や視聴時間などのデータを用いて「おいしそうさ」を数値化し、再現性のあるコンテンツ制作を行うとしています。撮影はキッチン併設スタジオで行い、フードスタイリストやレタッチャーが連携して「偶然の一枚」ではない計算されたシズル表現を作る体制です。
またグループ会社の建設会社と連携し、SNSの世界観を店舗の内装や照明計画に反映。商品が最も映える照明やフォトスポットを設計し、「購入→撮影→喫食→拡散」という行動を誘発する空間づくりを目指します。同社は、AI画像の氾濫で「写真と実物の差」がブランド毀損のリスクになるとみており、デジタルとリアルの齟齬解消を重点課題と位置付けています。
今後は関西での実績を基盤に全国の食品メーカーや外食チェーンへの展開を計画。第一段階として、企業向けに「無料シズル感診断」を提供し、自社ビジュアルの強みと課題の可視化を促す方針です。AI活用が前提となる広告・販促の現場で、あえて実写と体験設計に特化する同社の戦略が、どこまで支持を集めるかが注目されます。
【サービス情報】
シズル感Labo サービス詳細ページ https://mushoku-tomei.jp/media/sizzlelabo_lp/
シズル感Labo 特設ページ https://lp.mushoku-tomei.jp/
株式会社無色透明 公式サイト https://mushoku-tomei.jp/
source: PR TIMES
