AI音声会話技術を手がける株式会社Livetoon(東京都中央区)は、第三者割当増資により総額7,500万円を調達しました。引受先はiFund2号投資事業有限責任組合、MSIVC2025V投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合、ユナイテッド株式会社の4社・ファンドです。調達資金は、日本語に最適化した音声対話基盤や会話アプリ「kaiwa」の高度化、人材採用に充てられます。
Livetoonは、自然な音声で双方向の会話を可能にするAI技術と3Dインターフェースを組み合わせ、一般消費者向けサービスと企業向けソリューションを展開しています。特に、日本のアニメやゲームなどのキャラクター(IP)と連携し、「公式の会話体験」を常設的に提供することを重視しており、IP保有企業との協業も進めています。
同社は2024年3月設立と若い企業ながら、日本のキャラクター文化を世界に広げることを掲げ、エンタメだけでなく教育や医療、ウェルビーイングなどへの応用も視野に入れています。投資家側は、音声対話の品質や技術の拡張性、経営陣の実行力を評価して出資を決定しました。今後は国内外のIPとの連携がどこまで広がるか、また会話AI市場でどの程度シェアを獲得できるかが注目されます。
【企業情報】
株式会社Livetoon
所在地:東京都中央区湊1-8-11 八丁堀エイトビル2階
設立:2024年3月
公式サイト:https://livetoon.net/
source: PR TIMES
