一般社団法人Asia Web3 Alliance Japan(AWAJ)とWeb3 Salonは2025年12月24日、日本の主要企業と連携し「日本金融インフライノベーションプログラム(JFIIP)」を開始しました。日本発スタートアップがXRP Ledger(XRPL)上で規制に沿ったデジタル金融を開発する後押しで、採択チームには最大1万ドル(約155万円、1ドル155円換算)の助成を予定します。
JFIIPは、みずほ銀行、SMBC日興証券、Securitize Japan、HIRAC FUND(マネーフォワードベンチャーパートナーズ)などの参画が確定し、「ステーブルコインと決済」「現実資産(RWA)トークン化」「クレジット・インフラ」の3領域で実装を支える仕組みです。ステーブルコインは法定通貨などに価値を連動させたデジタル通貨、RWAトークン化は不動産や債券など現実の資産をブロックチェーン上のデータとして扱う手法を指します。
選出企業は段階的なアクセラレーションを通じ、メンターシップや規制・戦略の助言、技術指導を受けられるとされます。応募期間は2025年12月19日から2026年1月18日までで、集大成として2026年2月にJETRO主催のデモデイを予定しています。今後、国内金融とWeb3開発の接続が進むかは、プロトタイプの商用化件数やパートナー企業での導入検討の広がりが焦点になります。
【プログラム情報】
応募期間:2025年12月19日~2026年1月18日
応募フォーム:https://forms.cloud.microsoft/r/sApAbeFPpP
公式情報:https://web3salon.or.jp/program/japan-financial-infrastructure-innovation-program/
source: PR TIMES
