CarbonNest(東京都文京区)は、北海道石狩市で行ったDAC(大気中のCO₂を直接回収する装置)の実証で、氷点下の厳冬期に200時間超の連続安定稼働を達成した。実証は2025年11〜12月に実施し、2026年5月31日21時55分に結果を公表した。

同社によると、寒冷地特有の課題として寒さによるセンサー異常などが発生し得る中、制御パラメータを最適化して安定運転を継続した。極限環境下での運転に必要な制御データを蓄積し、運用面の知見を得たとしている。

背景には、再生可能エネルギー(再エネ)の普及拡大に伴う余剰電力の発生や、再エネの価値が都市部へ流出し地域住民の恩恵が限定的になりやすい構造課題がある。余剰再エネでDACを稼働させ、回収したCO₂を地域資源として循環させることで、地域内に価値を残す狙いだ。

今後は、再エネ・データセンター排熱・DAC稼働の統合制御の実用化に向けた実証を進め、再エネが豊富な地域へ分散型DACの展開を構想する。回収CO₂は農業のハウス栽培、合成燃料(e-fuel)、化学品・建材原料などへの活用を想定し、2027年の商用化を目標に自治体やエネルギー事業者、投資家との連携を探る。

【関連リンク】
公式HP:https://carbon-nest.com

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

PRTIMES

Share.