法人向け生成AIサービス「ChatSense」は2025年12月19日、社内データを参照して回答するRAG(検索拡張生成)機能「追加学習」で、事前プロンプト(システムプロンプト)をAIが自動生成する機能を提供開始した。利用者が「やりたいこと」を入力すると、2〜3秒でRAGに最適化した指示文を生成し、同設定へそのまま適用できる。
RAGは社内規程や業務資料などに基づく回答に有効だが、精度向上には前提情報や禁止事項を適切に書いた事前プロンプトの調整が必要だった。一方で設計にはプロンプトエンジニアリングの知識が求められ、初心者が効果を引き出せない課題があったという。新機能は生成した事前プロンプトを編集して使うことも可能で、導入初期の手戻り削減を狙う。対象は全ビジネスプランで、同日中に順次利用可能となる。ChatSenseは東証プライム上場企業を含む500社以上で導入されている。今後は、入門者でも業務活用の効果を実感しやすい機能拡充を進めるとしている。
【関連情報】
追加学習(RAG)機能 https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service?utm_source=258
問い合わせ https://chatsense.jp/contact/
source: PR TIMES
