コンテンツ運用の株式会社CLIP(東京都渋谷区)は2025年12月14日、切り抜き・ショート動画向けに、IP(作品・番組などの知的財産)ごとに最適な「動画内タイトル」を自動生成するAIシステムを本格導入したと明らかにしました。4万本以上の切り抜き動画データを学習・解析し、同一素材でもタイトル差で再生数が大きく変動するという自社分析を基に最適化します。AIはジャンル別・IP別に「伸びた表現」や「離脱が多かったタイトル」を学び、怒り・笑い・感動など感情要素や登場人物の関係性も加味して生成します。動画内タイトルに加え、冒頭テロップ、サムネイル短文、SNS説明文まで同時に作成し、最終的には人が確認して炎上リスクを抑える運用です。導入後は冒頭3秒の視聴継続率が向上し、平均再生数の底上げと再生数のばらつき縮小を確認したとしています。今後は外部提供や広告のCV最適化、多言語対応を進め、「言語設計」のSaaS化を視野に入れます。

【関連情報】

公式サイト https://clip.dev/

source: PR TIMES

Share.