DAIKENは2026年3月23日、プラスチック成形向け天然木繊維由来の強化材「ウッドファイバーダイス(Wood Fiber Dice)」について、MDF製造拠点の一つであるDAIKEN New Zealand(DNZ社、ニュージーランド)で量産体制を確立し、伊藤忠プラスチックスを通じたサンプル出荷と事業化検証を始めたと明らかにしました。2035年度の販売目標は年60億円です。

ウッドファイバーダイスは木質繊維を立方体(サイコロ状)に加工した材料で、サイズは5mm角程度、かさ密度は250~320kg/m3を想定します。原料は主としてニュージーランド産ラジアータパインで、車両内外装、家具、家電、食器などの樹脂部材向け強化繊維材としての供給を見込みます。なお仕様は検証中で、実製品は変更となる可能性があります。

同社は、コニフォーム社からライセンス利用承諾を得たうえで、既存のMDF製造設備を活用しつつ、木質繊維をダイス化する新設備の検証と製造条件の調整を重ね、DNZ社で安定供給できる量産技術を確立したとしています。背景には、サイオングループが2010年代に開発し、コニフォーム社が技術ライセンスを保有する同素材について、DAIKENが2023年から製造技術の確立に取り組んできた経緯があります。

今後は伊藤忠プラスチックス、コニフォーム社との協業により、日本および海外での商業販売を目指し、木材の有効活用や脱炭素、循環型社会の実現に向けた用途拡大が進むかが焦点となります。

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詳細URL: https://www.daiken.jp/news/detail/20260317100053.html
公式HP: https://www.daiken.jp

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