デジタルガレージ子会社のDGビジネステクノロジー(DGBT)とアドソル日進は、飲食業界向けSaaS型商圏分析ツール「レストランDOCOYA」の提供を開始しました。デジタルガレージが保有する飲食業界データセットと、アドソル日進のGIS(地理情報システム)ソリューション「DOCOYA」を組み合わせ、出店計画や既存店舗分析を地図上で可視化できる点が特徴です。

レストランDOCOYAは、外食店情報や人気度指標などを集積したデータ基盤「InsiteStream」と連携し、特定ジャンルの店舗数や競合状況を地域別に色分け表示します。これにより、多店舗展開する飲食チェーンや飲食向け営業を行うメーカー・卸売業者、コンサル企業などが、新規出店候補地の比較検討や既存店舗の商圏診断、ルート営業戦略の立案を1つの画面で行えるようになります。人流データやAIレポート機能を備えたDOCOYA側の機能も活用でき、時間帯別・性年代別の滞在人口を踏まえた分析が可能です。

両社は今後、取り扱うデータセットの拡充や分析機能の強化を進めるとしています。飲食業界に加え、サービス業やその他小売分野への展開も視野に入れ、個別企業の課題に応じたカスタマイズや外部アプリケーションとの連携を推進する方針です。地図と業界データを掛け合わせた商圏分析基盤として、立地戦略の高度化とデータ活用の裾野拡大がどこまで進むかが注目されます。

【サービス情報】

レストランDOCOYA

機能:InsiteStream飲食業界データの地図表示・分析、AIレポート、人流データ活用

想定業務:新規出店計画、既存店分析、ルート営業戦略立案

source: PR TIMES

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