AIを活用した顧客エンゲージメントを手がけるEngageLabは、ボットによる不正アクセスをリアルタイムで検知する行動分析型CAPTCHAを公開しました。アカウント作成やログイン、SMS認証、フラッシュセール、高価値データ照会などの場面で、不正行為を削減しつつ、正規ユーザーには直感的な操作を提供する設計です。

新CAPTCHAは、マウスやタップの動きなど行動データをAIで解析し、人間とボットを判別します。偽登録やクレデンシャルスタッフィング(IDとパスワードの総当たり攻撃)、クーポン不正利用、データスクレイピングの増加に悩む金融、ゲーム、EC、ブロックチェーン、公共サービスなど、多様な業界での導入を想定しています。SDKは軽量で、Web・モバイル・APIへの実装が容易とされ、リアルタイムダッシュボードで脅威状況とユーザー行動を可視化します。

また、ゲーム性を持たせた認証チャレンジにより、利用者の離脱を抑えながらセキュリティを確保する方針です。データはプライバシー重視で処理し、国際的なコンプライアンス基準に対応した運用をうたいます。同社は24時間365日の技術サポートも提供し、攻撃手法が高度化・多様化する中で、企業が「強固な防御」と「スムーズな顧客体験」の両立を図れるかが、今後の普及度を左右するとみられます。

【サービス情報】

EngageLab 行動分析型CAPTCHA

用途:アカウント作成、ログイン、取引、マーケティングキャンペーンなどの不正対策

提供形態:Web・モバイル・API向けSDKとリアルタイムダッシュボード

公式サイト:https://www.engagelab.com/ja_JP

source: PR TIMES

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