NPO法人エコロジーオンライン(EOL、栃木県佐野市)は2000年設立から26年目となる2026年に、再生可能エネルギーと防災を結びつけた会員制度「EOL防災ネットワーク」を立ち上げます。災害の頻発・激甚化が進む中、非常時に欠かせない「電気」と「情報」を地域や家庭で守る備えを、平時から広げるのが狙いです。背景には、地震・台風・豪雨などへの備えが重要性を増す一方、脱炭素の取り組みと地域防災を別々に進めにくくなっている現状があります。EOLは、太陽光発電などの分散型エネルギー(地域や家庭単位で確保できる電源)を非常用電源として捉え直し、学びと支え合いの場を会員制度として提供するとしています。会員は、再エネと防災に関する情報交換、災害時に役立つ電気の備えに関する情報へのアクセス、オンライン・リアルイベント参加、環境・社会プロジェクト参画、個人・団体・行政・企業を含むネットワーク形成などが可能になる見込みです。EOLは「特別な人だけの防災」ではなく日常の延長にある防災を掲げ、再エネの選択や地域とのつながり、正確な情報共有を通じて、取り組みの輪を全国に広げる方針です。
