ERPCは、フランクフルト(FRA)リージョンで提供していたSolanaアプリケーション用途向けの高性能ハイクロックCPU専有ベアメタルサーバーが全台完売し、同一構成の新規即時提供を停止した。今後の新規申込みはウェイトリストで受け付ける。運営はELSOUL LABO B.V.(オランダ・アムステルダム)とValidators DAOで、導入相談窓口はValidators DAOの公式Discordとしている。完売の背景についてERPCは、キャンペーンなど一時的要因ではなく、実運用や計測を前提に比較した結果、需要が特定の条件を満たす環境に集中したためだと説明する。Solana運用ではshreds周辺処理やトランザクション送信、検知・解析などが短時間かつ高頻度で継続するため、単発ベンチマークよりも混雑や外乱時でも遅延や失敗率が増えにくい「条件が崩れない性能」を重視するという。とくにフランクフルトはバリデータが高密度に集積し国際ネットワークのハブでもあるため、近いリーダーに当たりやすく、レイテンシや再送、失敗率といった実務コストを抑えやすい点が選定理由として挙がる。一方、同条件を満たすデータセンターのラックスペースは物理的に限られ、需要増に対して短期で供給を増やしにくいことから、在庫不足が常態化しやすい見通しだ。今後は入荷に応じてウェイトリスト登録順に案内され、供給制約がどの程度緩和するかが焦点となる。
