GBPは2025年12月23日、茨城県北茨城市で自社工場の建設を開始したと明らかにしました。旧型太陽光パネルの互換品や変圧器、直流接続箱・交流集電箱、ケーブルなどの製造に加え、使用済み太陽光パネルの回収・選別・リサイクル機能も併設し、完成後に順次稼働させます。国内ではFIT制度開始から10年以上が経ち、設備更新やリパワリング(発電設備の更新で出力や効率を高めること)の需要が本格化しています。こうした「新設」と「更新」の両面での市場拡大を背景に、同社は設計から出荷までの品質管理を国内で一貫させ、安定供給と納期対応力を高める狙いです。加えて、使用済みパネル排出量が今後年間約50万トン規模に達するとの予測もある中、更新・撤去時のリサイクルまで同一窓口で担い、事業者負担の軽減と資源循環の両立を目指します。今後は北茨城工場を起点に全国の物流最適化も進め、国内で培う品質基準をもとに海外展開も視野に入れるとしています。

source: PR TIMES

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