調達ソリューションを手がける株式会社HIPUSは2026年1月、金型管理に特化したSaaSと業務代行(BPO)を組み合わせた「金型管理クラウドサービス『SACT』」の提供を開始しました。金型に耐久性のあるQRラベルを貼付し、スマートフォンで読み取って金型の写真と位置情報を取得、クラウド上の金型台帳と紐づけて所在を可視化する仕組みです。
SACTは、現場で起きやすい「金型がどこにあるか分からない」「棚卸の実査に手間がかかる」といった課題への対応を狙います。貸与先サプライヤがブラウザから移動・更新・引き揚げ・廃棄や棚卸の申請を行えるポータルも備え、申請から承認、通知までの業務を効率化するとしています。現物確認を電子証跡に置き換えることで実査工数の低減につなげる点も特徴です。
背景には、2026年1月の制度改正で型・治具などの管理水準向上がより求められる状況があります。HIPUSはシステム提供に加えてBPOで管理業務の代行も行い、企業側の運用負担を抑えながら管理の標準化を支援するとしており、制度対応と現場効率の両立が進むかが今後の焦点になります。
