AIソリューション開発を手がける株式会社Ippu Senkinは、金融人材教育の老舗である株式会社銀行研修社と協業し、金融機関向けオンプレミス型生成AI「金融特化型Local-Chat AI powered by 銀行研修社」を2025年12月に提供開始します。クラウドを使わない社内サーバー運用と、60年以上蓄積された金融実務コンテンツの搭載により、金融機関が懸念してきた情報漏洩、ハルシネーション(事実でない回答)、高コストの3点を同時に抑える狙いです。

新ソリューションは、銀行研修社が刊行する「コンプライアンスのための金融取引ルールブック(249項目)」や「業種別融資取引推進ガイド」などをデータベース化し、RAG(検索拡張生成)という手法で生成AIと連携します。これにより、コンプライアンスや融資審査、事業性評価など、法令と現場慣行を踏まえた回答をAIが提示できるとしています。AIモデルには、OpenAIが公開したオープンソースモデル「gpt-oss-120B」などを採用し、同社の有料モデルo4-miniに匹敵する推論性能をオンプレミス環境で実現する構成です。

料金はアカウントごとの従量課金ではなく定額制の「使い放題」とし、全社展開時のコスト負担を抑えます。ユースケースとしては、金融取引のルール確認、融資審査のポイント参照に加え、契約書や稟議書の要約、決算書からの財務分析、提案書ドラフト作成、業務フローの自動可視化など、日常業務の効率化も想定しています。今後は導入金融機関からのフィードバックを基にコンテンツの拡充を進め、金融実務の現場での実用性を高めながら、金融業界全体の生成AI活用の裾野拡大につなげる考えです。

【商品情報】

金融特化型Local-Chat AI powered by 銀行研修社

提供開始時期:2025年12月

提供形態:金融機関向けオンプレミス導入型チャットソリューション

公式サイト(Ippu Senkin):https://ippu-senkin.com/

公式サイト(銀行研修社):https://www.ginken.jp/

source: PR TIMES

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