クラウド型ISMS管理ツール「ISMSアシスト」に、情報資産リスクアセスメント表の前年版と現行版を自動比較する「前年差分比較」機能が追加されました。これにより、ISMS(ISO27001)運用で必須となる毎年のリスク見直しや、更新・維持審査で求められる「昨年からの変更点の説明」を、従来より少ない工数で行えるようになります。
情報資産リスクアセスメント表は、業務プロセスの変更や新たな脅威の発生に応じて、毎年の改訂が求められる一覧表です。これまでは前年の表と最新の表を照合し、担当者が手作業で変更箇所を確認、説明資料に転記する必要がありました。リスク項目が数百件規模に及ぶ企業も多く、更新漏れや見落としが審査指摘につながるケースもありました。
新機能では、前年版と現行版のリスクアセスメント表の差分が自動的に抽出・表示されるため、追加・削除・評価変更などを一目で確認できます。これにより、リスク見直しの抜け漏れ防止と説明資料作成の時短が同時に実現し、審査準備全体の効率化につながるとみられます。同ツールを含むクラウド型ISO管理ツール「アシスト」シリーズは、2025年10月時点で累計2,500社に導入されており、ISO・Pマーク支援実績8,000社超のノウハウを生かした機能拡充が続いています。
今後は、他規格への横展開や、リスク情報の可視化機能の強化など、ISMS運用のさらなる自動化・省力化に向けたアップデートが進むと見込まれます。
【サービス情報】
クラウド型ISO管理ツール「アシスト」シリーズ
クラウド型ISMS管理ツール「ISMSアシスト」
ISO/Pマーク取得・運用支援サービス「認証パートナー」
クラウド型Pマーク管理ツール「Pマークアシスト」
クラウド型ISO管理ツール「9001アシスト」「14001アシスト」
source: PR TIMES
