アナログメーターの検針を自動化する「A Smart」が、JR西日本グループの施設管理会社ジェイアール西日本総合ビルサービスの大型商業施設に導入されました。AIカメラの後付けで、請求書作成まで含む検針業務を自動化し、業務負荷を平均約90%削減としています。電気・ガス・水道などメーカー不問で対応し、遠隔で毎時までの自動検針が可能です。全メーターをダッシュボードで一元管理し、前月比較などの自動分析にも対応します。

導入先は駅や商業施設、ホテルなど多様な物件を抱え、人手不足のなかで正確な検針と一元管理が課題でした。A SmartはエッジAIで画像を端末側で処理してからクラウド送信するため通信量を抑え、長寿命電池で電源工事不要です。撮影画像とテキストデータを同時保存し、漏水など異常の把握速度を高めます。既存メーターの交換が不要で短時間設置という点も、導入のハードルを下げました。

エネルギー高と省人化需要を背景に、既存資産を活かす“後付け型スマート化”は拡大が見込まれます。A Smartは検針データの可視化で省エネPDCAを支援するとされ、今後は同規模の商業施設やテナントビルへの横展開、点検業務への機能拡張がどこまで進むかが注目されます。

【商品情報】

サービス名 A Smart

方式 アナログメーターにAIカメラを後付け

主な機能 遠隔自動検針/ダッシュボード一元管理/自動分析

対応 電気・ガス・水道ほかメーカー不問

公式サイト https://asmart.ai/

source: PR TIMES

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