LehmanSoft Japan(東京都千代田区)は12月16日、東京電力管内と九州電力管内で開発する2MW級の系統用蓄電所2案件の販売を始めた。埼玉県秩父市の案件は定格2MW・8.14MWhで、2025年6月に系統連系済み。JEPX(日本卸電力取引所)には同年11月から参入している。
秩父案件は敷地695㎡で、電池はCATL製リチウムイオン、PCSはNR製。ハザードマップ該当区域外で、許認可や調査を終えており、稼働実績を前提に収益化を見込む。もう1件は福岡県八女郡の定格2MW・8.13MWhで、2026年9月の連系を予定。敷地900㎡、電池・PCSはHuawei製で、工事負担金は150万円、負担金入金後の工期は6カ月としている。
系統用蓄電池は再生可能エネルギー拡大で需給調整(電力の過不足をならす機能)に必要性が増し、2022年12月の制度見直しで蓄電池単独の系統接続が可能になった。今後、同社は今回の2案件を起点に、全国で開発を広げる方針だ。
【商品情報】
秩父市2MW蓄電所:2MW/8.14MWh、695㎡、2025年6月連系済み、JEPX参入(2025年11月〜)
八女郡2MW蓄電所:2MW/8.13MWh、900㎡、連系予定2026年9月、工事負担金150万円
公式サイト https://lehmansoft.co.jp/
source: PR TIMES
