Team Energyグループは、マイクロドローンとセキュリティドローン(検知・同定・無力化)を手がける新会社「株式会社Micro Drone Japan」を2025年11月に設立した。資本金は1億円で、本社は大阪市中央区。代表取締役は中村誠司氏、取締役は金田隼人氏が就任している。
同社は機体単体の販売ではなく、機体・ソフト・運用を一体で提供するDaaS(Drone as a Service)を軸に、AI画像解析、自律飛行、群制御、耐環境性の研究開発を進める。マイクロ波などで無力化するアンチドローン技術も組み合わせ、海外製依存が指摘される無人機分野で国産の高信頼・高実用モデルの確立を狙う。重点テーマは害獣被害対策や侵入被害対策で、夜間や山間部など人手対応が難しい現場の負担軽減を掲げる。
ロードマップは、2025年に実証着手、2026年に官民で社会実装拡大、2027年以降に標準化や輸出入連携を視野に入れる。高専・理工系学生を対象に3人制ドローン大会の開催も予定し、専門人材の発掘・育成を進めるとしている。
【商品情報】
Micro Drone Japan 公式サイト
source: PR TIMES
