大阪市の株式会社メディアフュージョンは、2025年からMicrosoft 365上で動く大学・研究機関向け「MF教員評価DXシステム(Excelフォーム型MF教員評価システム)」の提供を始めます。専用サーバーを新設せずに既存のMicrosoft 365環境を前提とすることで、導入・運用コストを抑えながら、教員評価・人事考課業務を一元的に管理できることが特徴です。

このシステムはSharePointとExcel Onlineを窓口に、Power AppsやPower Automateなどのローコードツールで機関ごとの評価フローに合わせて拡張できる構成です。同社独自の「SharePoint DocLib一括管理ツール」をコア機能として組み込み、利用機関側のシステム管理者が自らフォルダ構成や権限設定、ワークフローの追加などを行える点を強調しています。

管理者は、被評価者ごとのMyフォルダ自動作成や評価書類の一括配布、最終承認から結果配布までを一括管理できます。研究者は、氏名や業績データが自動転記された自己点検書を利用し、SharePoint上でExcel形式の評価シートを直接編集できます。評価者はPower BIで集約された最新データをグラフで確認しながら評価でき、進捗や結果をリアルタイムに把握できます。

また、既存の教員業績管理システムや研究者データベース「researchmap」とWeb APIで連携し、一度登録した業績データを再入力せずに評価に利用可能としています。大学・研究機関だけでなく、企業の人事考課や業績管理にも応用できる設計で、Microsoft 365を基盤とした「SaaS Extension as a Service(SEaaS)」の一例として、今後どこまで多様な評価業務に広がるかが注目されます。

【製品情報】

製品名 MF教員評価DXシステム(Excelフォーム型MF教員評価システム)

提供形態 Microsoft 365上へのパッケージ提供

対象 大学・研究機関の人事・評価業務、民間企業の人事考課

価格 お問合せください

公式サイト https://www.mediafusion.co.jp/kyouinhyouka-excel/

source: PR TIMES

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