New Innovationsが、日経BPの「日経クロストレンド」による特集「未来の市場をつくる100社【2026年版】」で「外食・食」分野の一社に選出されました。選考は約400社のリストから、新規性・成長期待・社会インパクトの3基準で100社を選ぶ方式。評価材料には、設置面積1坪未満で運営可能な無人スマートコーヒースタンド「root C」の展開実績や、JR新横浜駅のスターバックス店舗での採用が挙げられます。
特集は2019年から毎年実施です。root Cはアプリで時間指定注文し、挽きたてをロッカーで受け取る無人型で、2021年に正式リリース、2022年には日経トレンディのヒット予測で「次世代自販機」枠4位に選ばれています。OMO(オンラインとオフラインの融合)をわかりやすく体現するプロダクトとして、省人化と顧客体験の両立が注目されています。
同社はAIやロボティクスの実装を広げ、2024年に全自動「Kakigori Maker」、2025年に「Burger Cooker」を公開。製造業向けAI図面管理「図面バンク」も提供し、適用領域の拡大を図っています。会社設立は2018年、資本金28億0400万円、本店は東京都江東区です。
飲食業の人手不足と狭小スペース活用が進む中、1坪未満の無人カフェは駅・オフィスでの導入余地が大きいとみられます。今後は導入先の拡大とロボットの量産化、運用体制の強化が焦点。一方で採算性や保守の最適化が普及速度を左右すると見込まれます。
source: PR TIMES
