NHKは2026年1月28日、井上樹彦会長と山名啓雄副会長(メディア総局長兼務)の就任会見で、冒頭発言(所感)を公表しました。井上氏の会長就任は1月25日付です。新体制は、ネット対応の高度化など事業構造の見直しと、受信料収入の下げ止まりを含む収支構造への対応を主要課題に掲げます。

両氏は「チームNHK」として組織横断で連携し、コンテンツの開発力・発信力・国際展開力を強化するとしています。放送と通信の境界が薄れ、世界中のコンテンツと競争する環境変化の中で、公共メディアとしての発信のあり方を見直す狙いです。

また、差別やハラスメントのない職場づくりを進める方針も示しました。あわせて「NHK倫理・行動憲章」「行動指針」を17年ぶりに改定したことにも言及しています。

今後はコンテンツ領域を中心に変革を進め、公共メディアとしての存在感を高めるとしています。受信料制度の持続可能性の確保と、健全で働きやすい職場環境の実現が、継続的な焦点となりそうです。

【関連リンク】
公式HP:https://www.nhk.or.jp/info

Share.