2025年12月3日、NTT DigitalはSolanaのバリデータノード運用を開始。Solana特化のCHAIN TEC LAB – FZCO(Dawn Labs)と協業し、高可用性とセキュリティを両立する体制を構築しました。Dawn Labsは上位10%水準の運用実績があり、支援により分散化と信頼性向上に資する狙いです。NTT Digitalは2022年12月設立で、NTTドコモ・グローバルグループに属します。

バリデータは取引検証とブロック生成を担うノードで、ステーキング(暗号資産を預けて運用に参加する仕組み)で支えられます。ノードや運営主体の多様性が増すほど停止や不正への耐性が高まります。高速・低コストが特長のSolanaはDeFiやNFTの基盤として採用が進み、安定運用する検証者の確保が重要でした。

同社は監視・自動復旧・鍵管理を強化し、可用性の目標水準を高く設定。今後は国内外のパートナーと連携し、企業主体のバリデータ参画やステーキングの受け皿拡大を図る考えです。

運用規模や報酬条件は未公表で、市況や制度の影響も受けます。短期の効果は限定的との見方もありますが、中長期ではweb3インフラの選択肢拡大とユーザー体験の向上につながるかが焦点です。

【関連情報】

NTT Digital 公式サイト https://nttdigital.io

Dawn Labs 公式サイト https://www.dawnlabs.tech/

取材・協業問い合わせ pr@ml.nttdigital.io

source: PR TIMES

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