OSLグループ(本社香港)は12月22日、米ドル裏付けのステーブルコイン「USDGO」でブランディング運営と販売を担うと明らかにしました。発行は米国で連邦認可を受けた暗号資産銀行Anchorage Digital Bankで、USDGOは2026年1〜3月のローンチ予定です。

USDGOは1対1で米ドルに連動し、米国財務省証券を含む高流動性資産で裏付け、第三者監査とAML(資金洗浄対策)・KYC(本人確認)要件を満たす設計としています。用途はEコマースやゲーム、貿易などの事業者向けクロスボーダー決済、投資家の資金決済・運用の選択肢を想定。複数のブロックチェーンに対応する「マルチチェーン」方針で、当初はSolana上で提供し、順次拡大するとしています。

香港ではOSL Digital Securities Limitedを通じて販売し、日本での販売予定はないとしています。今後、対応チェーン拡大と実利用の広がりが、決済コストや資金効率の改善につながるかが焦点です。

source: PR TIMES

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