Phoxterはニチレイロジグループ本社R&Dセンターに3Dシャトルを導入し、-20℃の冷凍環境で稼働する自動化物流の実証を開始しました。搬送と保管を一体最適化し、トラック待機時間の短縮と保管効率の向上を狙います。開始日は2025年12月3日です。
3Dシャトルは縦・横・高さを移動し通路を減らして収容力を高めます。ロボットがパレット位置を管理するフリーロケーションで、固定ロケーションのムダを解消。AMR(自律搬送ロボット)と連携し、入出庫をデジタル統合制御。庫内情報をリアルタイム把握し、需要やトラック到着に応じて作業計画を即時更新します。
冷凍庫の重量作業を機械化することで、過酷な負荷と事故リスクを低減し、省人化と安全性を両立します。国内ではドライバー不足が深刻で、コールドチェーンの高効率運用が課題です。PhoxterはAI外観検査の導入250社超、AMR導入2,000台超の実績があります。
実証では入出庫リードタイム、収容力、稼働安定性などを検証します。結果次第で実運用や拠点展開、共同配送との連携が見込まれます。物流効率化法の改定に合わせ、柔軟で拡張性の高い低温物流モデルの確立が焦点です。
【イベント情報】
2025 国際ロボット展
会期 2025年12月3日〜12月6日
時間 10:00~17:00
会場 東京ビッグサイト
ブース E6-10
入場 無料 事前登録または招待券が必要
公式サイト https://irex.nikkan.co.jp/
source: PR TIMES
