PubMaticは2026年1月13日、自律的なAIエージェントが広告の計画・実行・最適化まで担う「エージェント間広告」を統合管理するオペレーティングシステム「PubMatic AgenticOS」を発表しました。初期テストではキャンペーンのセットアップ時間を87%短縮し、トラブルシューティング(問題解決)を70%改善したといいます。AgenticOSはNVIDIA製GPUを使った基盤上で、PubMaticのグローバルインフラに組み込んで動作し、毎秒数百万件規模の広告取引に必要な低遅延の推論と調整を可能にするとしています。広告主は大規模言語モデル(LLM)の画面から、目標、ブランドセーフティ要件、クリエイティブの条件などを定義し、複数のAIエージェントがその範囲内で運用を自律的に回す設計です。連携先としてWPP Media、Butler/Till、MiQなどを挙げ、代理店・広告主・パブリッシャーと共同で市場導入を進めます。あわせて導入支援の「Agentic AI Acceleration Program」も開始し、2026年1Qを通じて初期テストから実運用への移行を後押しする方針です。今後は、PG(保証型のプログラマティック取引)やPMP(招待制の取引)を含む取引形態で、エージェント型ワークフローがどこまで運用負荷と成果を両立できるかが普及の焦点になりそうです。

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