Ragate株式会社(東京都中央区)は、クラウド型のWebアプリケーション防御サービスであるAWS WAF向け自動運用サービス「WafCharm」を提供する株式会社サイバーセキュリティクラウドと販売代理店契約を結びました。これにより、AWS WAFのルール自動最適化と可視化ダッシュボードを組み合わせ、クラウドセキュリティ運用の負荷軽減とガバナンス強化を一体で支援します。
背景には、クラウド移行やシステム内製化の加速により、AWS WAFのルール更新やログ分析などの運用作業が開発チームの負担となり、リリースサイクルの停滞を招いている課題があります。Ragateは、業務分析からサーバーレス実装までを支援してきた知見を生かし、事業KPIと連動したセキュリティ戦略策定やWAFのSLO/SLI(サービス目標・指標)設計を含むロードマップ策定を提供します。
具体的には、WafCharmによるルール自動更新で属人的な手作業を減らし、ダッシュボードとログ探索で検知状況を可視化します。また、TerraformなどのIaC(インフラ構成をコードで管理する手法)や既存CI/CDと連携し、ルール変更を継続的デリバリーに組み込むことで、開発速度とセキュリティ品質の両立を図ります。希望に応じて24時間365日サポートや運用Runbook整備、教育・演習を通じた運用内製化支援も行い、誤検知対応や監査対応の標準化も目指します。
今後は、AWSマネージドルールとWafCharmを組み合わせた初期防御から運用高度化までを標準パッケージ化し、AWS WAF運用をクラウド環境の「標準装備」とすることを目指すとしています。自動化と可視化を起点に、セキュリティ運用を事業成長に直結させる継続的改善モデルの普及がどこまで進むかが注目されます。
【サービス概要】
Ragate株式会社
所在地 東京都中央区日本橋富沢町6-4 WORK EDITION 4B
設立 2017年5月25日
資本金 2,100万円
事業内容 クラウドネイティブ・サーバーレス開発支援、生成AI講座・内製化支援など
source: PR TIMES
