小売・リユース向けクラウド基幹システム「RECORE」を展開する株式会社RECORE(大阪府吹田市)は、Shopify専用の新機能「RECOREオムニチャネルアプリ」を公開しました。RECORE利用企業は追加料金なしで利用でき、各店舗の在庫状況をShopifyのECサイト上でリアルタイム表示し、ECから実店舗への送客と購買導線の最適化を狙います。
小売業界では、店舗とECが別々に運営されることで在庫や会員情報が分断され、顧客が「どこに行けば買えるか分からない」という課題がありました。RECOREはこれまで、Shopifyへの新規商品出品、在庫・商品マスタ・会員ポイントの連携、会員ランクに応じたポイント付与やセール設定、マイページでの会員バーコード表示など、店舗とECをまたぐ機能を提供してきました。今回のアプリで店舗在庫の可視化が加わり、オンライン上で最寄り店舗の在庫を確認してから来店する行動が取りやすくなります。
導入第1弾として、グループ会社が運営する高級レザーブランド「yuhaku」公式ECと、2025年12月6日オープン予定の「yuhaku大阪心斎橋店」で活用が始まっています。顧客はECと店舗の双方で在庫を確認しながら購入チャネルを選べるため、欠品による機会損失の削減や、来店前の比較検討がしやすくなるとみられます。
今後は、ECで注文し店舗で受け取るBOPIS(Buy Online, Pick-up In Store)への対応や、店舗とECの垣根を超えたOMO施策、高度なCRM連携によるパーソナライズ強化を予定しています。RECOREは、Shopifyを利用する中堅〜大手小売・リユース事業者の基幹インフラとして、オムニチャネル戦略を支えるプラットフォーム化を進める方針です。
【サービス情報】
RECORE for Retail サービスサイト:https://recore-pos.com/retail/
source: PR TIMES
