一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ、会員800社以上)は2025年10月から、株式会社ココスペース代表の牧口和弘氏を「AIビジネス研究会」主査に迎えます。牧口氏は2018年から務める「インターンシップ採用研究会」主査も継続し、2研究会を兼任するW主査体制となります。

AIビジネス研究会は、AIを技術論にとどめず、企業の利益や事業成果につながる活用事例の共有を重視します。導入時の判断材料となる資料やノウハウ、規定・運用のたたき台を整備し、各社が「ゼロから考える手間」を減らす方針です。背景には採用難の深刻化やAI利活用の遅れがあり、少人数でも成果を出すための生産性向上が焦点になります。

一方のインターンシップ採用研究会は8年間、毎月開催を継続し、学生と企業のマネージャークラスが日報や報連相など基礎的業務を実践的に学ぶ場を提供してきました。海外サービス依存で拡大する「デジタル赤字」への問題意識も掲げ、国産技術活用や国内データ管理の視点を議論に取り込むといいます。今後は、AI活用の型と人材育成を同時に進め、業界内の知見循環を強められるかが注目点です。

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