Seagate Technologyは2026年3月4日、次世代ストレージプラットフォーム「Mozaic™ 4+」(HAMRベース)を搭載し最大44TBに対応するハードディスクドライブ(HDD)が、主要ハイパースケールクラウドプロバイダー2社で認証を取得し本番運用を開始したと明らかにしました。あわせて大手クラウド事業者向けに量産出荷を始めたとしています。
背景には、AI活用によるデータ量の急増があり、データセンターでは高性能に加え、拡張性と効率性を両立した保存基盤が求められています。HAMR(熱アシスト磁気記録)は、レーザーで媒体を局所的に加熱して高密度記録を可能にする方式で、Mozaic 4+ではディスク1枚あたり4TB超の記録密度を実現し、将来は10TB、最大容量はロードマップ上で100TBの可能性があるとしています。
同社は、次世代サスペンションアーキテクチャや強化SoCの内蔵に加え、レーザー/フォトニクス技術を自社一貫で製造する垂直統合により、歩留まりや信頼性、サプライチェーンの強靭性を高めたと説明しています。社内試算では、1エクサバイト規模で標準的な30TB構成と比べインフラ効率が約47%向上し、設置面積は約100平方フィート、年間エネルギー消費は約80万kWh削減できるとしています(同社資料に基づく計算)。
今後は生産規模を拡大し、供給範囲を広げる計画です。認証取得先の追加を進めつつ、容量拡大ロードマップに沿って提供モデルの拡充を図る見通しです。
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Seagate、次世代Mozaic™ 4+を搭載した業界最高容量のハードディスクドライブを大手クラウド事業者向けに量産出荷を開始
