Sensor Towerは2026年7月22日、推定データに基づく「2026年デジタルバンキング年鑑」レポートを公開しました。2026年第1四半期のモバイルバンキングアプリのダウンロード数は5億超で前年比4%増、総セッション数は前年比+10%と利用も伸びたとしています。全文は無料でダウンロードできます。
対象はApp StoreとGoogle Playの推定データで、プリインストールや重複ダウンロード、サードパーティのAndroidマーケットは除外し、中国はiOSのみを集計しています。レポートではダウンロード数、エンゲージメント、オーディエンス行動、広告動向を市場別に整理し、デジタルバンクと既存銀行の競争構造を読み解く材料を示しました。
過去12カ月(2026年5月まで)のバンキングアプリのダウンロードは約23億で前年比+7%、地域別ではラテンアメリカが世界シェア21%を占める一方で成長率は-2%でした。主要市場ではインドが+17%と高い伸びを示し、ウェブでは世界のバンキングサイト訪問におけるモバイルウェブ比率が約40%まで上がったとしています。
広告面では、個人向けバンキングの四半期広告インプレッションが2025年第3四半期以降に500億超で推移し、2024年の約350億から2026年初頭に520億以上へ増加したと分析しました。四半期のデジタル広告支出も2024年第1四半期の約2億4,000万ドルから2026年第1四半期に約3億7,000万ドルへ拡大し、2025年第4四半期には約4億ドルでピークを記録しています。今後は普及後の局面として、エコシステム統合や差別化に加え、セキュリティや顧客サポートなど継続利用を左右する設計が成長の鍵になる見通しです。
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