Hit me up(東京都)は12月25日、BPaaS型の営業支援AIツール「SES_HUB」で、業務ロール別に権限を分けるRBAC(Role-Based Access Control)を正式導入するとした。提供開始は12月26日で、発注側・直接提供側・仲介の3ロールに区分し、アクセスできる情報と機能を明確化する。

SES市場では発注者と提供者の線引きが曖昧で、仲介が広く情報へアクセスしやすい構造が課題とされてきた。同社は、意図しない横流しや商流の偽装、コンプライアンス不一致などの取引リスクが高まっているとして、情報設計の見直しやセキュリティ階層の再設計を実施。Public APIやBtoB連携も組み込み、発注側は案件情報を自社システムへAPI連携して統制できるようにする。

API Keyは発注側ロールでキャンペーン期間中無償、直接提供側は有償。仲介はWebアカウントで利用し、機能は権限により制限される。今後は、調達ラインの内部統制強化と商流の透明化が進むか、利用審査を含む運用設計が定着の鍵となりそうだ。

source: PR TIMES

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