米カリフォルニア州サンノゼのSiMa.aiは2026年1月16日、Synopsysと車載向けカスタムAI SoCの設計・検証を早期に始められる統合ソリューション(ブループリント)を共同提供すると明らかにしました。ADAS(先進運転支援)やIVI(車載インフォテインメント)向け次世代SoCを対象に、シリコン完成前の「プレシリコン」段階から仮想環境でソフト開発と検証を進め、市場投入までの期間を最大12カ月短縮できる可能性があるとしています。背景には、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)高度化で、機械学習(ML)最適化と検証済みワークロードに基づく電力効率の高いSoCが求められている点があります。構成は、SiMa.aiの性能・電力見積もりMPPEとSynopsysのPlatform Architectで設計初期の性能・消費電力などのトレードオフを分析し、Virtualizer Development Kit(VDK)やZeBuエミュレーションでハード/ソフトを統合検証、SiMa.aiのPalette SDKでMLスタック展開を支援します。ワークフローは初期顧客エンゲージメント向けに提供中で、今後は採用企業の拡大と量産開始時(SOP)リスク低減への効果が焦点になりそうです。

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